@article{oai:ushimane.repo.nii.ac.jp:00000907, author = {長嶋, 瑞穂 and NAGASIMA, Mizuho}, journal = {島根女子短期大学紀要}, month = {Mar}, note = {言語獲得期の自閉児と精神発達遅滞児の発達検査結果から,言語-認識レベル内下位項目間φ係数を検討した。自閉児の「反復喃語」は「語彙1語以上」と強く正に関連し,「語彙3語以上」は「クレーン現象」と負に,「エコラリー」「常同語」と正にゆるやかに関連した。3語以上獲得の前提に「チョウダイ」「ボール遊び」「指差し・定位」の相互交渉の対人技能を獲得すること,3語獲得と同時頃か,それ以降に「身体各部」「絵指示」の可逆の指差しを獲得することが2群に共通していた。しかし,精神発達遅滞児では「チョウダイ」「ボール遊び」「指差しに反応」「指差し・定位」「語彙1語以上」間に環状の強い正関連があり,「バイバイ」は「メンメに反応」とのみ強い正関連があった。それに対して,自閉児では強い関連はなく,「バイバイ」は「指差しに反応」「指差し・定位」「ボール遊び」とゆるやかに関連したことが特異であった。「バイバイ」等に示されている"発達の不能溝"の検討が要請された。}, pages = {15--20}, title = {発達の質的転換過程の研究(10) : 自閉児の対人技能と言語獲得}, volume = {29}, year = {1991}, yomi = {ナガシマ, ミズホ} }