@article{oai:ushimane.repo.nii.ac.jp:00000814, author = {三木, 和夫 and MIKI, Kazuo}, journal = {島根女子短期大学紀要}, month = {Mar}, note = {近年,内湾,湖沼の富栄養化現象が大きな社会問題となっているが,今回は宍道湖と神西湖が無機態窒素含量からみて富栄養湖であるかどうかをみるために,昭和49年7月から11月にかけて12回採水して総無機態窒素の時期別変化を追跡,調査した。その結果は次のように要約される。1.全調査期間の平均水質でみると,総無機態窒素については,宍道湖で139ppb,神西湖で452ppb,堀川で1,347ppbであって,堀川が最も多く,次いで神西湖,宍道湖の順に少なかった。2.形態別のアンモニア態窒素,亜硝酸態窒素,硝酸態窒素についてみても,いずれも堀川が最も多く,次いで神西湖,宍道湖の順であったが,一つの水域においてはそれら3態の無機態窒素含量は,そのときの気温,降水量の影響を受けて,(アンモニア態窒素)>(硝酸態窒素),または(硝酸態窒素)>(アンモニア熊窒素)と,一定の傾向を示さなかった。3.本調査によって,無機態窒素についてみる限り,宍道湖,神西湖とも富栄養化していると考えられるが,全窒素,全リンについては本研究に引続いて実施している昭和50年~51年の調査結果をまって明らかにしたい。}, pages = {63--67}, title = {宍道湖,神西湖の水質について : 無機態窒素化合物の含量}, volume = {14}, year = {1976}, yomi = {ミキ, カズオ} }