@article{oai:ushimane.repo.nii.ac.jp:00000280, author = {狩野, 鈴子 and KANO, Reiko}, journal = {島根県立大学短期大学部出雲キャンパス研究紀要}, month = {Mar}, note = {以前の日本における育児環境は、祖父母との同居も多く、育児に関する知識や体験は生活の中で自然と祖父母から父母へ、さらに子へと伝えられていたと思われる。しかし現代は、核家族化や女性の子育てと、社会的な参加とが同時に要求されることも多くなるなど、社会・経済・文化的システムの変化の中で、妊娠・出産・育児に対する価値観やライフスタイルは多様化し父親役割や母親役割も変貌してきている。このような現代において育児に関して祖父母から父母世代へ何をどのように伝承されているのか、また世代による差異はどのようなものかについて調査した文献24件の記述内容を検討した。結果内容を「祖父母の育児を支援することへの思い・認識」「祖父母による支援の実際」「母親の育児行動へ影響する要因」「祖父母が育児に関わることへの母親の思い」に分類した。親と子の世代の価値観の相違、伝える側、伝えられる側の意識の違い、祖父母から母親へ伝えられていることの実際、支援の実態について様々な側面から関連を見る必要性があること、また祖父母世代が育児を行ってきた時代背景の理解の必要性、祖父母の育児支援への戸惑いや負担感を理解する視点が重要である。}, pages = {275--284}, title = {祖父母の育児支援に関する文献概観}, volume = {5}, year = {2011}, yomi = {カノ, レイコ} }