@article{oai:ushimane.repo.nii.ac.jp:00002120, author = {日野, 雅洋 and 松谷, ひろみ and 石橋, 照子 and 大森, 眞澄 and Hino, Masahiro and Matsutani, Hiromi and Ishibashi, Teruko and Omori, Masumi}, journal = {島根県立大学出雲キャンパス紀要}, month = {Dec}, note = {コロナ禍における大学生のストレスとソーシャル・キャピタル(以下,SC)の関連を明らかにし,コロナ禍における SC を高めるための取り組みについて検討することを目的に,A 大学の大学生 2,124 名を対象に,無記名 WEB 調査を実施した。 調査時期は,COVID-19 第6波と第7波の狭間の比較的感染者数が落ち着いている 2022 年6月の一週間とし,調査内容は,Kessler 6 scale 日本語版(以下,K6)を用いたストレス状況と,基本属性,COVID-19 に対する不安,認知的 SC,構造的 SC とした。K6 ≧5点をストレスあり群,K6<5点をストレスなし群とし,居住形態と共に,COVID-19 に対する不安,認知的 SC 9項目,構造的 SC 8項目について二項ロジスティック回帰分析を行った(有意水準5%)。 結果,回答者数は 257 名(回収率 12.1%)であり,ストレスあり群は131 名(51.0%),ストレスなし群は 126 名(49.0%)であった。ストレス状況に関連する要因は,一人暮らしまたは寮生活といった住居環境,認知的 SC では「教員を信頼している」にあてはまらない,構造的 SC では,サークル活動の未実施,COVID-19 に対する感染の不安であった。 大学生の半数以上がストレスを有する状況であり,メンタルヘルス対策の強化が課題となった。大学の行事やサークル活動が希薄になる中,所属や帰属意識,組織から守られ大切にされているといった雰囲気の醸成が,大学生一人ひとりの健康につながっていくと考えられた。}, pages = {38--46}, title = {コロナ禍における大学生のストレスと ソーシャル・キャピタルの関連}, volume = {19}, year = {2022}, yomi = {ヒノ, マサヒロ and マツタニ, ヒロミ and イシバシ, テルコ and オオモリ, マスミ} }